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私のための初心者講座3時間目「カードの見方」(通算第6話)

ピレ

こんにちは。私のための初心者講座3時間目は「カードの見方」です。

アト

ようやくカードが見れるんですね。

ピレ

前回は裏面だけだったからね。じゃあこれを見てください。

アト

おぉ、これがMTGのカードなんですね。

サキ

文書管理人・・・、ピレくんが好きそうね。

ピレ

青のカードだし、持久戦で力を発揮するしね。アトちゃん、カードの周りが青いよね、これが青のカードってことなんだ。

アト

はい、青い部分がなんとなく水っぽくていいですね。説明を見ると・・・、パワーは攻撃力って感じでわかりやすいですね。

サキ

そうね、パワーは攻撃力であっているわ。ひとまず上から順番に見ていきましょうか。

アト

よろしくお願いします。

ピレ

まず左上のカードの名前、これはそのまんまだね。

博士

うむ、特に説明することもないじゃろ。いつの頃からか漢字にふりがなもついてわかりやすくなったの。

サキ

次は右上のマナコスト。詳しくは他の回で説明するけど、今はこのカードを使うのに必要な力の源がいくつ必要かを表している、ってぐらいの認識で大丈夫よ。

アト

わかりました、焦らずにいきます。

ピレ

続いて真ん中左のカード・タイプだね。簡単に言うとこのカードがモンスターなのか魔法なのかを表しているよ。

博士

「文書管理人」はクリーチャーと書いておろう。クリーチャーとは実際に呼び出して戦うカードのことじゃ。人であったり他の生物だっだりじゃの。

ピレ

ポケモンでいうとポケモンそのもの、ゲームだと召喚獣とかかな。

サキ

そのクリーチャーの横に書いてある「人間」「ウィザード」ってのは、そのクリーチャーの詳細を表しているわ。

博士

うむ、「人間」「ウィザード」と書いておるのをクリーチャー・タイプと呼ぶ。種族や職業、生物の種類などが書かれておる。

アト

「文書管理人」は人間のウィザード、魔術師なんですね。わざわざ人間って書いてあるぐらいですし人間じゃないウィザードもいそうですね。

サキ

いそういそう。そういう風に、こんなカードもあるかもって想像するのも楽しいわよね。

博士

ではその右にいって、エキスパンション・シンボル。難しい名前じゃが、そのカードがどのカードセットに含まれているかを表しておる。

ピレ

例えばカードを買いに行って、セットA・B・Cと3つのカードセットが売っています。もちろん、それぞれに含まれているカードが違う。ほしいカードは「文書管理人」。そういうときにエキスパンション・シンボルを見ればいいね。

博士

ちなみに、いろいろな販売形態があるが、そのカードセットからランダムで15枚入りで1パックというのがMTGでよくあるかたちなんじゃ。この限りではないから注意じゃぞ。詳しくは別の回で取り上げる予定じゃ(いつになるかわからんがの)。

アト

なるほど。パックを買っても実はそのセットには欲しいカードが入っていなくて、そもそも当たらないってのを防げますね。

サキ

欲しいカードがあらかじめわかってたらそれでオッケーね。他にも、後から見たらそのカードがどのセットのカードかってのも一目瞭然よ。

ピレ

問題はカードセットがたくさんあって、マークを見ただけで、どのカードセットかすぐにわからないってことかな。

サキ

オンスロート頃までならわかるんだけどね。

博士

・・・、もう20年以上前じゃの。マークをぱっと見て、どのセットかすぐに言えたらかっこいいかもしれんの。

アト

これもMTGの勉強の1つですね。

博士

みんなエキスパンション・シンボルでもう1つ忘れておるぞ。

ピレ

そうでした。エキスパンション・シンボルの色に注目してほしいんだ。もう1回「文書管理人」を出しておくね。

アト

これは・・・、金色ですね。

サキ

そうね、他にも黒、銀、赤橙があるわ。これはそのカードの希少度、レアリティを表しているの。

アト

つまりパックを買ったときの当たりやすさですか?

ピレ

そういうことだね。1番当たりやすいのが黒、順番に銀、金、赤橙の順番。赤橙が1番レアリティが高い、珍しいカードなんだ。

サキ

呼び方もあって、黒→コモン、銀→アンコモン、金→レア、赤橙→神話レアね。

博士

さっき少しだけ話したが、1パック15枚。これは一例じゃが15枚中、コモンが11枚、アンコモン3枚、レア1枚という構成になっておる。たまにレアが神話レアにかわる、という感じじゃ。先ほども言ったが、この通りとは限らんからよろしくの。

アト

コモン→アンコモン→レア→神話レアの順番にレアリティが上がると・・・。

ピレ

20年以上離れてたら、いつも間にか神話レアってのができてて驚いたよ。昔はレアまでの3種類だったんだ。じゃあその下の能力にいこうか。

アト

「文書管理人」はカードを1枚引けるんですね。

サキ

そうね、いろいろ条件があるけどそれは別の機会にしましょう。

ピレ

アトちゃん、毎回それは別の機会にとか、今度とかってなってごめんね。1度に詰め込みすぎるのはよくないと思って。

アト

はい、大丈夫です。これぐらいのペースの方がありがたいです。

博士

MTGは覚えることも多く、最初にいろいろな情報が入ってきてパンク、挫折ってパターンも多そうじゃしの。ぼちぼちとじゃ。

サキ

今回は結構長くなってきたけどね。

ピレ

さくさくいこう。能力の下は「フレーバーテキスト」。これは対戦するのには関係ないんだけど、カードに関するストーリーや世界観なんかが書いてあるよ。

サキ

でもね、いい言葉も結構書いてあって面白いのよ。「フレーバーテキスト」が好きな人も多いんじゃないかしら。私もその1人よ。

ピレ

僕もそう。あ、フレーバーテキストがないカードもあるからね。

アト

本当にMTGにはいろいろな楽しみ方がありますね。

サキ

ほんとそうね。右下にはパワーとタフネスが書いてあるわ。左がパワー、右がタフネス。これはクリーチャーにしか書いてないわ。魔法には書いてないのよ。

ピレ

そのカードのパワーが攻撃力、タフネスがHPって感じだね。アトちゃん、HPってのはわかるよね?

アト

はい、ヒットポイント、体力ですね。そう考えるとクリーチャーにしかパワーやタフネスがないのも納得ですね。

博士

そうじゃの。最後に左下の欄外にはそのイラストを書いた人の名前や、そのカードが含まれるカードセット全体の中での何番目のカードかという数字も書いておる。最近のカードではレアリティも書いておるぞ。

ピレ

いつも素敵なイラストをありがとうございます。これで「カードの見方」を終わります。次回の講座では今回先送りにした「マナコスト」について見ていこうと思います。ではまた。