私のための初心者講座3時間目「カードの見方」(通算第6話)

こんにちは。私のための初心者講座3時間目は「カードの見方」です。



ようやくカードが見れるんですね。



前回は裏面だけだったからね。じゃあこれを見てください。





おぉ、これがMTGのカードなんですね。



文書管理人・・・、ピレくんが好きそうね。



青のカードだし、持久戦で力を発揮するしね。アトちゃん、カードの周りが青いよね、これが青のカードってことなんだ。



はい、青い部分がなんとなく水っぽくていいですね。説明を見ると・・・、パワーは攻撃力って感じでわかりやすいですね。



そうね、パワーは攻撃力であっているわ。ひとまず上から順番に見ていきましょうか。



よろしくお願いします。



まず左上のカードの名前、これはそのまんまだね。



うむ、特に説明することもないじゃろ。いつの頃からか漢字にふりがなもついてわかりやすくなったの。



次は右上のマナコスト。詳しくは他の回で説明するけど、今はこのカードを使うのに必要な力の源がいくつ必要かを表している、ってぐらいの認識で大丈夫よ。



わかりました、焦らずにいきます。



続いて真ん中左のカード・タイプだね。簡単に言うとこのカードがモンスターなのか魔法なのかを表しているよ。



「文書管理人」はクリーチャーと書いておろう。クリーチャーとは実際に呼び出して戦うカードのことじゃ。人であったり他の生物だっだりじゃの。



ポケモンでいうとポケモンそのもの、ゲームだと召喚獣とかかな。



そのクリーチャーの横に書いてある「人間」「ウィザード」ってのは、そのクリーチャーの詳細を表しているわ。



うむ、「人間」「ウィザード」と書いておるのをクリーチャー・タイプと呼ぶ。種族や職業、生物の種類などが書かれておる。



「文書管理人」は人間のウィザード、魔術師なんですね。わざわざ人間って書いてあるぐらいですし人間じゃないウィザードもいそうですね。



いそういそう。そういう風に、こんなカードもあるかもって想像するのも楽しいわよね。



ではその右にいって、エキスパンション・シンボル。難しい名前じゃが、そのカードがどのカードセットに含まれているかを表しておる。



例えばカードを買いに行って、セットA・B・Cと3つのカードセットが売っています。もちろん、それぞれに含まれているカードが違う。ほしいカードは「文書管理人」。そういうときにエキスパンション・シンボルを見ればいいね。



ちなみに、いろいろな販売形態があるが、そのカードセットからランダムで15枚入りで1パックというのがMTGでよくあるかたちなんじゃ。この限りではないから注意じゃぞ。詳しくは別の回で取り上げる予定じゃ(いつになるかわからんがの)。



なるほど。パックを買っても実はそのセットには欲しいカードが入っていなくて、そもそも当たらないってのを防げますね。



欲しいカードがあらかじめわかってたらそれでオッケーね。他にも、後から見たらそのカードがどのセットのカードかってのも一目瞭然よ。



問題はカードセットがたくさんあって、マークを見ただけで、どのカードセットかすぐにわからないってことかな。



オンスロート頃までならわかるんだけどね。



・・・、もう20年以上前じゃの。マークをぱっと見て、どのセットかすぐに言えたらかっこいいかもしれんの。



これもMTGの勉強の1つですね。



みんなエキスパンション・シンボルでもう1つ忘れておるぞ。



そうでした。エキスパンション・シンボルの色に注目してほしいんだ。もう1回「文書管理人」を出しておくね。





これは・・・、金色ですね。



そうね、他にも黒、銀、赤橙があるわ。これはそのカードの希少度、レアリティを表しているの。



つまりパックを買ったときの当たりやすさですか?



そういうことだね。1番当たりやすいのが黒、順番に銀、金、赤橙の順番。赤橙が1番レアリティが高い、珍しいカードなんだ。



呼び方もあって、黒→コモン、銀→アンコモン、金→レア、赤橙→神話レアね。



さっき少しだけ話したが、1パック15枚。これは一例じゃが15枚中、コモンが11枚、アンコモン3枚、レア1枚という構成になっておる。たまにレアが神話レアにかわる、という感じじゃ。先ほども言ったが、この通りとは限らんからよろしくの。



コモン→アンコモン→レア→神話レアの順番にレアリティが上がると・・・。



20年以上離れてたら、いつも間にか神話レアってのができてて驚いたよ。昔はレアまでの3種類だったんだ。じゃあその下の能力にいこうか。



「文書管理人」はカードを1枚引けるんですね。



そうね、いろいろ条件があるけどそれは別の機会にしましょう。



アトちゃん、毎回それは別の機会にとか、今度とかってなってごめんね。1度に詰め込みすぎるのはよくないと思って。



はい、大丈夫です。これぐらいのペースの方がありがたいです。



MTGは覚えることも多く、最初にいろいろな情報が入ってきてパンク、挫折ってパターンも多そうじゃしの。ぼちぼちとじゃ。



今回は結構長くなってきたけどね。



さくさくいこう。能力の下は「フレーバーテキスト」。これは対戦するのには関係ないんだけど、カードに関するストーリーや世界観なんかが書いてあるよ。



でもね、いい言葉も結構書いてあって面白いのよ。「フレーバーテキスト」が好きな人も多いんじゃないかしら。私もその1人よ。



僕もそう。あ、フレーバーテキストがないカードもあるからね。



本当にMTGにはいろいろな楽しみ方がありますね。



ほんとそうね。右下にはパワーとタフネスが書いてあるわ。左がパワー、右がタフネス。これはクリーチャーにしか書いてないわ。魔法には書いてないのよ。



そのカードのパワーが攻撃力、タフネスがHPって感じだね。アトちゃん、HPってのはわかるよね?



はい、ヒットポイント、体力ですね。そう考えるとクリーチャーにしかパワーやタフネスがないのも納得ですね。



そうじゃの。最後に左下の欄外にはそのイラストを書いた人の名前や、そのカードが含まれるカードセット全体の中での何番目のカードかという数字も書いておる。最近のカードではレアリティも書いておるぞ。



いつも素敵なイラストをありがとうございます。これで「カードの見方」を終わります。次回の講座では今回先送りにした「マナコスト」について見ていこうと思います。ではまた。