私のための初心者講座9時間目「インスタントとソーサリーと能力」(通算第24話)

いよいよクリーチャー以外の呪文・・・と能力ね。

今回のインスタントとソーサリー以外にもいろいろあるでの、それはまたいずれじゃ。

今回もこれが重要になってくるからね、復習がてら上の図も見ておいてちょうだい。

相手を呪文で攻撃したり、自分の補助をしたりの。

クリーチャーは戦場に出してパーマネントとして破壊や追放されるまで残るけど、ソーサリーやインスタントは基本的には1度きり。呪文を唱えて効果を発揮して墓地に置かれるわ。

メインでは土地を出したりクリーチャーを出したり、ソーサリーや後ででてくるインスタントや能力を使ったりいろいろできるの。まさにメインなフェイズよ。

するどい勘じゃ、その通り。インスタントと能力は使えるタイミングが同じなので今回一緒に取り上げたんじゃ。

でたー、文書管理人！

説明にぴったりじゃの。それと重要なことじゃが、この後説明するタイミングで相手もインスタントや自分のパーマネントの能力を使うことができるので覚えておくようにの。

さっき博士が言ったけど、インスタントと文書管理人のような能力は同じタイミングで使うことができるのよ。じゃあインスタントや能力が使えるタイミングについてみていきましょうか。

①ー①のアンタップではインスタントや能力を使えないわ。アンタップするだけ。

①ー②アップキープではインスタントや能力を使うことができるわ。アップキープの開始時に〇〇っていう能力は自動で発動してその後にね。

①ー③のドローではライブラリーの上からカードを１枚引いた後にインスタントや能力を使うことができるわ。引いた後ね。

細かく決まっておるがそんなに気にせんでよいぞ。使えるときは使える、使えないときは使えないと教えあって、お互い気持ちよくプレイするのが重要じゃ。

ここはソーサリーのときにも説明したけど、インスタントや能力を使えるわ。もちろんソーサリーもね。

③ー①戦闘開始ステップではインスタントや能力を使えるわ。相手が使う方が多いでしょうけどね。自分が使うなら直前のメインで使ってる場合が多いでしょうから。

③ー②攻撃クリーチャー指定ステップでは、攻撃クリーチャーを決めてタップした後にインスタントや能力を使うことができるわ。

もちろん文書管理人で攻撃したらタップ状態になるので(T):カードを1枚引く。の能力は使えんぞ。アンタップ状態からタップして能力を発動するからのう。

③ー③ブロッククリーチャー指定ステップでは、どれでどれをどのようにブロックするか決めた後にインスタントや能力を使えるわ。ブロッククリーチャーを決めた後ね。

③ー④戦闘・ダメージステップでは、ダメージ計算が終わった後、実際にダメージを受けた後にインスタントや能力を使うことができるわ。

破壊されそうだから助ける、というのはできんということじゃな。そういう場合は③ー③のブロッククリーチャー指定ステップで行っておく必要がある。

③ー⑤戦闘終了ステップでは、インスタントや能力を使うことができるわ。

④戦闘後メイン・フェイズでは、さっきの②戦闘前メイン・フェイズと同じで、インスタントや能力、ソーサリーも使えるわよ。

⑤ー①終了ステップでは、終了ステップの開始時に〇〇っていう能力が自動で発動して、その後にインスタントや能力を使うことができるわ。

⑤ー②クリンナップ・ステップでは基本的にはインスタントや能力は使えないわ。基本的にはね。

このあたりはさらに複雑じゃから別の機会にじゃの。

上出来よ。それだけわかってたらプレイできるわ。

うむ。こまごましたところは相手と確認しあってプレイすればよいし、お互い間違ったままプレイしても同条件じゃし問題なかろう。

そんなこともあったかもね。でも博士も言ったけど、お互い間違ったままなら同条件だしいいじゃない。本当お互い気分よくプレイすることが大事よ。

揚げ足取りはよくないぞ。

それがそうでもないのがMTGの楽しいところの１つね。インスタントは相手のターンに使える分、マナコストがソーサリーに比べて高かったり、効果が小さかったりする場合が多いの。

効果音を付けるとするとソーサリー「どっかーん」、インスタント「ちくっ」かしら。

えらい極端じゃの。まぁその方がわかりやすいかの。

最後に今回は長々と書いたが、調べていくうちに過去からルールが大きく変わっておる。この記事の内容もおそらく間違いがあろうかと思うので必ず公式サイト等で正しい情報を確認してくだされ。