カードの先に見えるもの7枚目「古えの鯉」(通算第21話)

こんにちは。カードの先にみえるもの7枚目は「古えの鯉」です。


《古えの鯉》
(4)(青)
クリーチャー 魚
2/5
「将来大いなるご馳走に育つものを、なぜ今食べねばならぬのだ?」
――オジュタイ、龍詞からの翻訳



タルキール龍紀伝から来た鯉です。



5マナ2/5ね。やっぱり青のバニラクリーチャーはタフネスが高いのが多いわね。



そういうところでも色で違いがでるんですね。



5マナのクリーチャーにしてはすこーしばかり力不足じゃのう。



せめてパワーがあと1高ければかな。よく見るとこの鯉、すごく大きいね。



うわっ、言われるまで気づかなかったわ。船を飲み込もうとしてるのね。



かなりの大きさですね。ヒゲだけでも船よりも大きいですし。



これだけ大きいとタフネス5にも納得じゃの。



これだけ大きいならもう少しパワーを・・・。



金色の鯉って高く売れそうね。



メッキかもよ。



よっ、そこのにいちゃん。この珍しい金色のコイキング買わないかぃ。こいつぁ金の卵を産むんだよ。



えっ、金の卵ですか。それはまた珍しい。



その金の卵を売ればあんたも億万長者。この金のコイキングが今ならなんと千円!



や、やすい!買います買います。



なにかのアニメで見たことあるような・・・。



コイキングって言っておるしの。



気を取り直して、フレーバーテキストを見てみようか。
「将来大いなるご馳走に育つものを、なぜ今食べねばならぬのだ?」
――オジュタイ、龍詞からの翻訳



これはどっちの言葉かしら。



ん?今食べるよりももっと鯉を育てて美味しく頂こうっていう話じゃないの?



私は鯉の言葉だと思いました。イラストも船に乗っている人を食べようとしているように見えますし。



私も鯉の言葉と思ったのよ。あぁ怖い怖い。



この船に乗っている人が巨大な鯉を捕まえれるとも思えんしの。



かなり長い年月を生きている鯉でしょうし、人の言葉も話すってなもんよ。



古えの鯉だもんね。そういえば最初この名前に引っかかったんだよね。



古くから生きてる鯉ってだけなんじゃあないの。



いにしえって、「古」の1文字で「いにしえ」って読むものだと思ってたんだ。「古え」ってすごい違和感があってね。



確かに通常だと送り仮名は無しのような気がしますね。



そんな堅いこと気にしないの。それに「古の鯉」より「古えの鯉」の方が古いって感じがするじゃない。



言われてみるとそんな気もしてくるから不思議だね。そんな不思議な鯉「古えの鯉」をぜひ使ってみてください。ではまた。