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私のための初心者講座6時間目「戦闘」(通算第14話)

ピレ

こんにちは。私のための初心者講座6時間目は「戦闘」です。

アト

いよいよバトルですね。

サキ

そうね。単純に戦闘といってもいろいろあるんだけど、今回は戦闘についての基礎の基礎を説明するわね。

アト

はい、よろしくお願いします。

ピレ

じゃあまずはこれを見てください。

サキ

自分は3/3、4/2、1/2のクリーチャー3体、相手は2/4、5/3、1/1のクリーチャー3体をコントロールしている状況ね。

博士

自分が出しているカードのことを、自分が「コントロールしている」といい、カードを出している場所のことを「戦場」というので覚えておくようにの。

アト

はい、今は戦場に3体のクリーチャーが出ているので3体コントロールしているんですね。

ピレ

そうだね。3体とも能力はなしね。攻撃できる状況になったら、アンタップ状態のクリーチャーをタップすることによって攻撃できるよ。

博士

前回のタップとアンタップについては大丈夫かの?

アト

はい、こういうことですよね。




博士

その通りじゃ。復習じゃがアンタップ状態(縦向き)のカードを横向きにすることをタップというの。不安があれば前回の講座「タップとアンタップ」を確認してくれぃ。

ピレ

本題に戻って、もう1度説明するけど、攻撃できる状況になったらアンタップ状態のクリーチャーをタップすることによって攻撃できるよ。もちろんすでにタップ状態のクリーチャーは攻撃できないから注意してね。

アト

じゃあ自分の3/3で相手の5/3を攻撃して倒します。

サキ

うんうん、パワーとタフネスの関係を理解してていいわよ。でもね「戦闘」に関してもMTGの楽しいポイントの1つなの。今回は基礎の基礎って話だけど重要だからよく聞いてね。

ピレ

まず攻撃するときは相手のクリーチャーを狙うんじゃなくて、一部例外もあるけど基本は相手プレイヤーを狙います。強制でね。

博士

うむ、その一部例外は今は考えんでよいぞ。上のように攻撃します、となるとそれはプレイヤーを狙うということじゃ。

サキ

このままだと、パワーの合計、3+4+1で8点のダメージを相手が受けるわね。

博士

今回はいろいろな言い方が出てきて忙しいが、1ポイントのダメージのことを1点というぞ。

アト

ふむふむ。もしかして相手は防御ができるんでしょうか?

ピレ

そうそう、クリーチャーで防御することを「ブロック」っていうよ。ここで1つポイント。攻撃するときはアンタップ状態のクリーチャーをタップする必要があったよね、ブロックするクリーチャーもアンタップ状態じゃないとブロックできないんだ。

サキ

そのかわりブロックしたクリーチャーはタップする必要はないわ。アンタップ状態でブロックしてそのままアンタップ状態で残るの。じゃあブロックを見てみましょうか。

サキ

自分がダメージ受けるのいやだからブロック!さぁアトちゃん、どうなるでしょうか?

アト

えっと・・・、まず左は自分のパワーが3で相手のタフネスが4なので倒せません。真ん中はパワー4で相手のタフネスが3なので倒せます。右も同じく倒せます。

博士

惜しいのう。教えておらんのに問題を出すわしらが悪いんじゃがの。これから教えていくから悪く思わんでくれ。

サキ

まずは言葉をいくつか教えるわね。MTGでは攻撃しているクリーチャー、これを「攻撃クリーチャー」といい、ブロックしているクリーチャーのことを「ブロッククリーチャー」っていうわ。そのまんまだから覚えやすいわね。

アト

ふむふむ。

ピレ

そしてMTGでは戦闘は攻撃クリーチャーとブロッククリーチャーが同時にダメージを与えるんだよ。こんな感じにね。

アト

ということは、左はどちらも倒されない、真ん中はどちらも倒される、右は相手のクリーチャーだけ倒せる、となりますか?

博士

オッケーじゃ。MTGでは倒すことを「破壊する」、倒されることを「破壊される」というでの。

アト

これはブロックできるクリーチャーがいるときは必ずブロックしないといけないのでしょうか?

サキ

いい質問ね。次はこれを見てちょうだい。

ピレ

ブロックできるクリーチャーがいても必ずブロックしないといけないわけじゃないよ。ブロックするしないはクリーチャーごとに選べるんだ。これは、相手が5/3でブロックして相打ちになるのをもったいないから、ブロックやーめたっていう状況だね。

アト

自分が4点のダメージを受ける代わりに5/3のクリーチャーは破壊されずに済むんですね。

サキ

そういうこと。このブロックするしないっていう駆け引きもいろいろ考えさせられて楽しいのよね。

博士

ブロックも自由じゃが、もちろん攻撃も自由じゃぞ。攻撃できるクリーチャーがいても攻撃しなくてもよいぞ。1体攻撃、1体は攻撃しないもオッケーじゃ。

ピレ

さらにブロックについてみていくよ。1体の攻撃クリーチャーを複数のクリーチャーでブロックすることもできるんだ。

サキ

これは自分の3/3に対して相手が2/4と1/1の2体でブロックしてきたってことね。

アト

複数でブロックすることのメリットはあるんですか?

ピレ

もちろんあるよ。パワーを合算することができるんだ。相手側からすると3/3を2/4でブロックしても破壊できない。そこで1/1も一緒にブロックすることによって相手のパワーは2+1で3になる、つまり3/3を破壊できるってことになるよ。

博士

合体するわけではないぞ、2点1点のダメージ、合計3点のダメージを受けて自分の3/3は破壊されるということじゃの。

サキ

それと攻撃クリーチャーは複数でブロックされたらダメージを与える順番を好きに決めることができるわ。

サキ

もう1度同じ状況だけど、自分の3/3で先に相手の2/4にダメージを与えても倒せないから、まず1/1にダメージを与える方がいいわよね。

アト

そうですよね、もったいないです。パワー3で相手のタフネス1にダメージを与えるから、残った2点が2/4にいくってことでしょうか?

博士

素晴らしい、その通りじゃ。複数にブロックされてこちらも破壊されてしまうが相手の1/1も破壊できるの。それと順番を決めて1体目を倒しきらないと2体目にダメージを与えれんからの、頭の片隅にでも置いといてくれぃ。 ←なくなったようです。

サキ

犬死はしない!

ピレ

どこかで聞いたことあるような・・・。で、このダメージなんだけど今は相手の2/4が2点のダメージを受けている状態になっているよね。2/4が2/2になっているイメージだね。

博士

戦闘でのダメージのことをそのまま「戦闘ダメージ」というぞぃ。他にも1体のクリーチャーがブロックできるのは1体の攻撃クリーチャーだけとなる。

アト

はい、2点の戦闘ダメージを受けているんですね。もうすぐ倒せそうです。

サキ

MTGでは自分のターン、つまり自分の番が終わったらクリーチャーに与えられているダメージは自動で回復するのよ。

博士

うむ、まだターンについては説明しておらんが、今は自分の番が終わったら回復するとだけ覚えておけばいいじゃろ。

アト

じゃあ今2点与えているダメージも自分の番が終われば無駄になってしまうんですね。

ピレ

そうだね、でも自分の番(ターン)が終わる前に魔法で倒すとかは可能なんだ。

博士

ここでまた用語になるが、MTGでは土地以外のカードを使用することを「呪文」というのじゃ。クリーチャーはクリーチャー呪文じゃの。よく使う言葉じゃから覚えておいてのぅ。呪文を唱えるとなるんじゃが、まぁいいじゃろ。それと単純にカードを指して呪文という場合もあるぞ。

アト

「呪文」ですね、わかりました。ダメージもまったく無駄ではないんですね、よかったです。

サキ

最後に、攻撃したらタップする、タップ状態のクリーチャーはブロックできない。つまり攻撃後はスキが大きくなるから注意してね。攻撃後の守りも考える必要があるわ。

博士

本当にMTGは駆け引きが重要じゃの。今回はいろいろでできたので少しまとめておくかの。

ピレ

・攻撃するにはアンタップ状態のクリーチャーをタップする必要がある。
・ブロックするにはクリーチャーがアンタップ状態である必要がある。
・攻撃している、ブロックしているクリーチャーのことを攻撃クリーチャー、ブロッククリーチャーという。

サキ

・攻撃は相手プレイヤーを狙う。
・ブロックするかは相手プレイヤーが決める(してもしなくてもよい)
・1ポイントのダメージを1点のダメージという
・倒すことを「破壊する」、倒されることを「破壊される」という。
・戦闘でのダメージのことを「戦闘ダメージ」という。

ピレ

・1体の攻撃クリーチャーに対して複数のクリーチャーでブロックできる。
・1体のクリーチャーでブロックできるのは1体の攻撃クリーチャーのみ。
・複数のブロッククリーチャーはパワーを合算して攻撃クリーチャーにダメージを与える。
・攻撃クリーチャーは複数のクリーチャーにブロックされた場合、ダメージを与える順番を好きに決めることができる。

博士

1体目を倒しきらんと2体目にはダメージを与えることができん。倒せないのに相手のクリーチャーに1点・1点・1点などはできん。←なくなったようです。
・土地以外のカードを使用することを「呪文」という。単純にカードを指す場合もある。

アト

しっかり復習しておきます。

ピレ

じゃあ今回はここまで。ここまで書いてだけど、公式サイトがわかりやすいのでぜひ参考にしてください。ではまた。