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カードの先に見えるもの2枚目「ゴブリンの長槍使い」(通算第10話)

ピレ

こんにちは。カードの先に見えるもの2枚目は「ゴブリンの長槍使い」です。

《ゴブリンの長槍使い》
(1)(赤)
クリーチャー ゴブリン・戦士
2/1
棒のどっちが尖っているか理解ができたことで、彼は警備役に昇格した。

ピレ

基本セット2012、基本セット2011、基本セット2010、第10版、第9版、ポータル・セカンドエイジに収録されているクリーチャーだね。

サキ

例によってまたバニラクリーチャーね。

アト

2マナで2/1ですね。前回の訓練されたアーモドンに比べ少し弱い気がします。

サキ

そうね、「ゴブリンの長槍使い」の場合2マナで2/1だから平均以下って評価ね。

ピレ

パッっと見はそうなるね。でもこのカードはゴブリンなんだよ。

アト

クリーチャー・タイプにゴブリンとありますね。それがそんなに重要なんですか?

サキ

結構重要なの。赤にはゴブリンが多くいるんだけど、そのゴブリンを強化するカードが結構あるのよ。「ゴブリンだけ〇〇する」ってな感じにね。

博士

うむ。いろいろなクリーチャー・タイプがあるがゴブリンはある意味特別かもしれんの。いにしえの黎明期から今にいたるまでゴブリンは活躍しておる。

サキ

その活躍期間30年以上!

アト

す、すごいです。ゴブリンを侮っていました。

ピレ

本当に今も活躍してるのかな・・・。

博士

実際に平凡に見えるカードでもゴブリンというだけで評価が上がったりするんじゃ。この「ゴブリンの長槍使い」もその1つじゃよ。

ピレ

確かにゴブリンってだけで使われるカードもあるね。次はフレーバーテキストを見てみようか。

棒のどっちが尖っているか理解ができたことで、彼は警備役に昇格した。

アト

あ、えーと・・・、ゴブリンは知能が低めということでしょうかね。

サキ

アトちゃん、そんなに言葉を選ばなくても頭悪いってストレートに言っていいのよ。

ピレ

たしかにこのフレーバーテキストを見る限り、賢くはなさそうだよね。

博士

棒の尖っている方がわかるだけで昇格じゃしの。わしでも昇格できるわい。

アト

警備役に昇格とありますが、昇格前の役職は何だったんでしょうね。

サキ

1人1つずつ考えてみましょうか。こういうのも楽しいじゃない。

アト

・・・雑用役でしょうか。いろいろなことを押し付けられる感じで。

サキ

雑用役いいかもね。ピレくんは?

ピレ

そうだなぁ、掃除役とか。

サキ

その心は?

ピレ

ゴブリンって掃除しなさそうだから、そういった面倒事を下っ端に押し付ける・・・って感じかな。アトちゃんと似てるんだけどね。

サキ

なるほどね。じゃあ博士は?

博士

警備役ということは守るからケガをしにくいじゃろう。よりケガのしやすい攻撃役とかどうじゃ。危ない役は下っ端の仕事じゃ。

サキ

攻撃役っていい感じに聞こえるけど実は捨駒みたいな感じね。

ピレ

サキちゃんは?

サキ

私は進行役だからいいの。この中だと・・・、結構ひどいこと言っている博士の攻撃役がいいかしらね。山田くん、博士に1枚やって!

ピレ

山田くんって誰・・・。

サキ

これいいわね。今後「MTG大喜利」として普及させていくわ。今は博士が1枚ね。

ピレ

いやな予感しかしない・・・。

アト

いい答え考えれるかなぁ・・・。

博士

わしも答えるのか!?わし博士なのに。

ピレ

今回はここまで。次回もお楽しみに。